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電通の過労死自殺に見るIT・WEB業界の残業問題について

2016年10月8日

年収が高いと言われている電通。その電通で過労死自殺という最悪の結果になってしまったニュースが目に止まったので、少し記事にしたいと思います。

今回、ニュースで報道されているのが、こちらの内容です。

電通で自殺 女子力ないと注意も - ライブドアニュース

月120時間以上の残業ってどうなの?

自分の経験によると、120時間の残業を経験したことはありますし、そういう生活を3年くらい経験しました。さらに、繁忙期は、月2回か休めなかったことがあるので、休日出勤を含めると、200時間を超えたことがあるかもしれません。

結果、どうなったか、というと、完全に思考回路がおかしくなりました。考える能力が低下することはもちろん、何のために生きてるのかすらわからなくなることもありました。

ただ、この自殺に関して言えるのは、おそらく、長時間残業だけが原因ではないような気がします。パワハラなど他にも色々と原因があったのでしょう。

マスコミ・広告代理店・IT・WEB業界はブラック企業?

全部がそうだとは言えないですが、月80時間以上の残業はザラにあると思います。

関連記事:80時間超す残業、企業の2割 初の「過労死白書」 :日本経済新聞

過労死ラインを超える残業をしている正社員がいる企業の割合を業種別にみると、最も高かったのは情報通信業で44.4%。研究や専門的な技術サービスを提供する企業が40.5%、運輸・郵便業が38.4%で続いた。

本当に企業の2割なんでしょうか…。月80時間くらいなら、前にいた会社でも80時間いく時も結構ありました。でもやはり、上記でもわかるように、情報通信業(IT・WEB業界)は過酷な労働環境と言えそうです。

WEB、IT業界では、皆、口を揃えて過酷な環境と言っていますので、希望を持っている方も多いかもしれませんが、残業は当然と思っていた方が良いかもしれません。

関連記事:ホントに残業ばっかり? ウェブ業界の仕事、その実態を中の人に聞いてみた - はたラボ ~パソナキャリアの働くコト研究所~

大手よりも希望あるスタートアップ企業

冒頭でも書きましたが、電通の年収が高いと言われていますが、大体20代後半で700万円とされています。これって高いと見るか、低いと見るかは、色々あると思いますが、これだけ働いて、大手と言われ、競争率の激しい中、突破してきた人の給料と思うと、少し低いような気がします。

それなら、希望のあるスタートアップ企業に就職、または大手に入って絶望した人は転職した方が良いんじゃないでしょうか。

関連記事:年収減でも充実度アップ!転職者に聞いたスタートアップの本音 - 週刊アスキー

こちらのアンケートを見ていると、忙しいながらも前向きな意見が多く、特に、ストックオプション(自社株保有)が仕事の励みになっている人が半数いることも大きな理由だと思います。

自殺する前にもう一度考えて欲しい

残業が続くと、本当に思考回路が低くなり、追い詰められた経験があるのですが、僕もその一歩前に、会社を辞めました。2度目の転職の時は、次が決まっていなかったのですが、代休と有給を合わせると、4ヶ月休みがあったので、その間に転職することができました。

会社を辞めても、今なら生きていける道がたくさんあります。転職という道もありますが、外で働くことに疲れた人は、クラウドワークス なら在宅でも働くことができて、自分の時間を調整することもできます。実際に顔を合わせて、パワハラを受けることもありません。もっと自由な働き方があっても良いのではないでしょうか。

関連記事:サラリーマンでも副業で月10万円、在宅で稼ぐための戦略

それよりも、何よりも、残業で自殺してしまうようなブラック企業がなくなることをを切に願います。

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