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天皇陛下は週休2日?多忙すぎるスケジュールが「生前退位」の理由なのか

2016年7月14日

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画像引用:wikipedia

天皇陛下の「生前退位」が大きなニュースとなっています。高齢になっても公務活動を積極的にされている天皇陛下ですが、これが「生前退位」の原因か、とも言われています。いったいどのくらいのスケジュールなのでしょうか。

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天皇陛下の「生前退位」とは?

wikipediaによると、「退位」とは、

通常、革命憲法法律などによって君主制が廃止されない限りは、自動的に継承者に譲り渡すことになる。君主の地位の継承は2種類あり、君主の死によって継承される場合は「退位」と言わず、君主が生きているうちに地位権力を手放すことを「退位」という。

つまり、天皇陛下が存在している間に皇太子に天皇陛下を継承される意向を示されているので、「生前退位」とニュースで話題になっています。

なぜ話題になっているのか?

日本でも、昭和天皇まで124代の天皇のうち、半数近くが生前に皇位を譲っていますが、明治時代以降、天皇の譲位はなくされ、江戸時代後期の光格天皇を最後におよそ200年間、譲位は行われていません。

200年間「生前退位」がないということで、これだけ話題になっているようです。海外では、オランダの女王やローマ法王などが退位を表明して注目を集めました。

天皇陛下の過密すぎるスケジュール

宮内庁が、皇室のスケジュールをHPにアップされています。皇室のご活動 - 宮内庁

そこで、天皇陛下のスケジュールも1日単位で確認することができます。

天皇皇后両陛下のご日程 - 宮内庁

2016年6月までの公務や行事

  • 公務や行事の数・・・410件
  • 休日日数・・・46日
  • 1日の平均公務・行事・・・約3件
  • 1ヶ月の平均休日・・・約8日

実際、このスケジュールを見ると、多忙すぎるのではないかと個人的に感じました。毎日平均3件のスケジュールで、2016年の半年だけでも400件以上の公務をされています。まとめてみると、以下のような感じです。

生前退位が成立したら?

「退位後」の「皇太子」や「元号」はどうなるのでしょうか?現在の皇室典範には「生前退位」が想定されていません。現在の皇太子さまが天皇陛下になった場合、現在の秋篠宮さまが継承順位が1位になり「皇太子」になるのでしょうが、天皇陛下の長男ではないので、「皇太弟」?ということになるのでしょうか。

また、現在の元号法では、「皇位継承があった場合に限り改める」とされているので、「平成」の元号も変わるとされています。

皇室典範改正ははありえるのか?

どういう場合に生前退位を認めるのか、病気や事故、本人の辞めたい意思など、そういう場合には政治利用されるのではないかという危険性も懸念されています。現在では、重い病気の場合、第1継承者が仕事を代行する「摂政」という仕組みもあります。

82歳の天皇陛下が、現在も現役で平均週5日ほど、公務や行事をされているという背景には、すべての公務に優劣をつけずにすべて公務をこなしているということが言われています。スケジュールを調整して、「生前退位」しなくても良しとするのか、天皇陛下も迷われて、このような「生前退位」というご意向を示されたのではないでしょうか。

個人的には、スケジュールを調整されて、長く公務をされることを願っているのですが…

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