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フィリピンの祝日、イスラム教のラマダン明け祝日は突然決まる!

2016年7月6日

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フィリピンはキリスト教の国ですが、イスラム教のラマダン明け祝日というものがあります。そして、このラマダン休日は…なんと突然決まるんです!

 ラマダンって何?

wikipediaによると、

ラマダーン(またはラマダン)(アラビア語: رمضان ペルシア語: 発音:Ramazan )は、ヒジュラ暦の第9月。この月の日の出から日没までのあいだ、イスラム教徒の義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。「ラマダーン」を断食のことと誤って捉える人も少なくないが、ラマダーンとはあくまでもヒジュラ暦における月の名である。

とあります。どちらかというと、僕たちが使うラマダンは「「断食」で使う意味のほうが強いですね。

フィリピンでイスラム教?

フィリピンはキリスト教の国ですが、イスラム教の方も、全人口の5%ほどいるようです。5%ですが、ちゃんとイスラム教徒の方のために祝日があるというのは、宗教に対して寛大だなぁと個人的に思います。参考サイト:フィリピン基礎データ | 外務省

  • ASEAN唯一のキリスト教国。国民の83%がカトリック、その他のキリスト教が10%。
  • イスラム教は5%(ミンダナオではイスラム教徒が人口の2割以上)。

ラマダン明け祝日は突然決まる!

フィリピンの祝日、このラマダン明け祝日も突然決まるようです。労働局など公的機関に「ラマダン明け祝日がいつ?」なのか問い合わせしても、直前でないと決まらないようです。いくらなんでも、フィリピン人も困るでしょう…と思うのですが。フィリピンの祝日は突然変わったり、制定されたりがあるようです。やはり日本とフィリピンでは色々文化が異なります。

ちなみに、僕がフィリピン留学に行った初日も、大統領選挙で学校が急遽?休みとなりました。初日だったので、とりあえずオリエンテーションはありましたが、予定されていた授業もなく、当日急に授業はないと説明がありました…。

フィリピン留学の記事がまだ全然まとめられていないですが…とりあえず留学する前と、到着した時までの記事です。

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フィリピン留学に行く方は、特に短期留学の人は、授業がなくなり、結構もったいないので、留学する前に祝日もチェックしてください。

フィリピンのミンダナオ島は要注意地域?

2016年のラマダンは6/6~7/5でしたが、今回、世界各国で様々なテロがありました。このブログでも記事に書きましたが、この後にもインドネシアで、自爆テロがありました。偏見ではなく、統計的、確率的に見て、ラマダン時期のイスラム教徒の多い国や地域に行くことはとても注意が必要だと思います。

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2015年もラマダン時期にはテロが多かったために、今年も、各国注意が呼びかけられていました。フィリピンでもミンダナオ島では、危険な地域もあります。

参考サイト:[コラム]フィリピン、セブ島でイスラム国(ISIS)の影響はあるのだろうか? | セブ島情報、デイリーマガジン - エキサイトセブ!

ミンダナオ島は26の州からできていますが、そのうちバシラン州、ラナオ・デル・スル州、マギンダナオ州、スールー州、タウィタウィ州はミンダナオ島の中でもイスラム教が強い州で、イスラム教徒ミンダナオ自治地域(Autonomous Region in Muslim Mindanao=ARMM)があり独自の政府を持っています。 多くのイスラム教徒がいる中で、イスラム過激派が活動をしているのもこの地域です。ミンダナオ島ではモロ・イスラム解放戦線とアブ・サヤフなどといった過激派がサンボアンガやスール諸島などで活動を行っています。

僕もミンダナオ島のダバオには行きましたが、ダバオは安全な地域なので、安心して旅行や留学できる地域だと思います。参考サイトにもあるように、上記の州へは、渡航を考えられたほうが良いかもしれません。特にラマダン時期には、今回のテロが物語っているように、渡航を中止するべきだと個人的に思います。

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