フィリピン英語留学に行って、今まで自分が気付かなかった英語の問題点に気づいたので、ここでアウトプットしておきたいと思います。ここでは、前置詞(preposition)が苦手だったので、今後は前置詞にも意識を置いて英語の勉強を進めていきたいと思います。
なぜ前置詞が重要?
なぜ前置詞が重要か?ということをここで少し述べておきたいと思います。最近で言うと、フィリピン留学に行った後に、しばらくマニラにいる時に、体調を崩してしまい病院に行きました。フィリピン人の友人と約束をしていたのですが、キャンセルするために、僕はその友人に、"I'm in the hospital. so we can't meet up"とメッセージを送りました。その後、僕が一切メッセージを送らなかったので、その友人はすごい心配をしていました。たしかに40℃近く熱があったので、今思うと心配されるのも当然なのですが、どうやらその後のやりとりで、"I'm in the hospital"には、入院を意味するということがわかりました。"I'm at the hospital"と言うべきだったんだんでしょうけど、正直、高熱の時にその違いは全然考えてなかったです。この微妙な違いわかりますか???
参考書:前置詞が使えるルールブック
atの使い方
atのルールについて、まとめてみました。時間を表す時や、地点を表す時などちょっと混乱するときってありますよね?(僕だけでしょうか)慣れてしまえば、と思うのですが、誤解している場合は、注意が必要です。ではatのルールを見ていきましょう。
時を表すときに使うat
- at+時間や時刻
- at noon(正午)、at night(夜)など
- at the moment(ただ今)、at present(現在)
- at the beginning of the month(月初め)、at the end of the month(月末)
- at the beginning of +月(⚫︎月初め)、at the end of +月(⚫︎月末)
- at the beginning of the year(年初め)、at the end of the year(年末)
- at+年中行事の時期
- at breakfast(朝食時)、at lunch(昼食時)、at dinner(夕食時)
- at the beginning of(物事の開始時)
- at the end of(物事の終了時)
- at the age of(年齢)
場所を表すときに使うat(地点・位置)
- at+特定の地点(信号や駅の改札口など)
- at the corner of(〜の角)
- at the top/bottom of(〜の上/下)
- at+建物
- at+駅・空港
- at+旅の通過地点
- arrive at(場所・地点の到着)
- at the beach(海岸・海辺など)
- at+所在地点(家・会社・学校など)
- at+連絡先
- at+イベント(会議・コンサート・映画など)
在籍する会社や学校を表すときに使うat
- at+勤務先
- at+在籍する/した学校
〜に驚く/ショックを受けることを表すatを使った表現
- be surprised at(〜に驚く)
- be shocked at(〜にショックを受ける)
得意・不得意を表すatを使った表現
- be good / excellent / brilliant at(得意・上手なこと)
- be bad / terrible / poor at(不得意・下手なこと)
見る・笑う・怒鳴ることを表すatを使った表現
- look at(〜を見る)
- smile at(笑う)
- shout at(〜を怒鳴る)
速度・割引・温度を表すときに使うat
- at the speed of(速度)
- at a discount(ディスカウント)
- at+温度
inの使い方
atと同様に、inは時を表す時や、場所、位置を表す時によく使います。at の場合とinの正しい使い分けが簡単なようで難しいので、ルールに慣れて、頭で考えなくても自然に出てくるようにしたいものです。
時を表すときに使うin
- in+月
- in+年号
- in+年代
- in+時代
- in+世代
- in+世紀
- in+季節
- in the morning(午前中)/ in the afternoon(午後)/ in the evening(夜)
- in the past(過去)/ in the future(未来)
- in+時間・日数 / 現在から数えて「〜分・時間・ヶ月・年後」という未来の時間
- 20代、30代などの年齢区分
- in time 〜に間に合う
場所・位置を表すときに使うin ①建物・室内・国・市町村
- in+部屋
- in+建物
- in+敷地
- in+地域
- in+国・州・県・市町村
- in the world(世界で)
- arrive in 国名・市町村名
- in+方位
場所・位置を表すときに使うin ②物の中・前後・掲載場所
- in 特定の物の中
- in the corner of(〜のすみ)
- in the middle of(〜の真ん中)
- in the front of(〜の前)/ in the back of(〜後ろ)
- in the...row(劇場・ホールなどの列)
- 新聞・雑誌・本など、掲載場所
- 写真の中
- in+部署・課
- put A in B(AをBの中に入れる)
「〜中」「〜の最終」を表すときに使うin
- 〜中、〜の最中を表すin
学生であること・学生時代を表すinを使った表現
- 学生である(be in +小学校・中学校・高校・大学)
家族・団体のメンバー構成をあわらすinを使った表現
- メンバー構成 in+家族・団体・グループ
着ている服・身につけているものを表すときに使うin
- 「着ている・身につけている」ことを表すin
支払い方法・筆記用具・交通手段を表すときに使うin
- in cash(現金で)
- 筆記用具の種類
- in my car(自分の車で)/ in a taxi(タクシーで)
健康・気分を表すinを使った表現
- be in good health(体調が良い)/ be in bad health(体調が悪い)
- be / stay in the hospital(入院)
- be in bed(寝ている・寝込んでいる)
- be in good mood(機嫌が良い)/ be in bad mood(機嫌が悪い)
- be in love(with+人)〜に恋をしている
天候を表すinを使った表現
- in the rain(雨の中)/ in the snow(雪の中)
- in the sun(日なた・太陽のもと)
- in the cold(寒さの中)/ in hot weather(暑さの中)
inを含むよく使われる表現・言まわし
- in my opinion(私の考えでは〜)
- be interested in...(〜に興味がある)
- in charge of...(〜の責任者・担当者)
まとめ
英語の前置詞"at"と"in"のルール分けはいかがでしたでしょうか?ルールに慣れてしまえば、簡単なのですが、なかなか間違わずに使い分けするには慣れが必要になってきます。今回ご紹介させていただいた 前置詞が使えるルールブック には例文もたくさん載っているので、前置詞が苦手な方にはぜひオススメしたい書籍です。