photo via: スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」 | TED Talk | TED.com
あなたはどういうタイプの人ですか?
このように聞かれた場合、あなたならどう答えますか?僕の場合は、正直にいうと、「自分は内向的な人間」です。外向的なイメージは良しとされていますが、
内向的=マイナスイメージ
そんなイメージを持っていませんか?そのように思っているなら、このTEDトークを見て、自分の周りの人が内向的な人でないか、一度考えてみてほしいと思います。きっと新しい価値観が生まれるのではないでしょうか。
スーザン・ケインのプレゼンテーションを簡単に要約したいと思います。
「内向的な人が秘めている力」 要約
- 外向的が正しいことであるとする教育と社会になっている
- 全人口の 3分の1から 2分の1は 内向的
- 学校や職場が 外向的な人向けに作られている
- 調査結果によると、内向的な方が成績が良く 知識がある
- 内向的な本人にとって損、コミュニティにとっても損失である
- 研究結果によると、内向的なリーダーは外向的なリーダーよりも 良い結果を生むことが多い
- 歴史上で変革を成し遂げたリーダーには 内向的な人が たくさんいる
- 社会として両者をもっとうまく バランスさせる必要がある
ということを踏まえて、彼女の意見としてがこうである。
1.いつもグループ作業するのはやめましょう
職場では うち解けた カフェのようなおしゃべりによる 交流を促すべきだと思います 人々が会って 思いがけないアイデアの 交換をするようなやり取りです これは内向的な人にも 外向的な人にも素晴らしいものです
僕は会議やプレゼンが本当に苦手です。プレゼンや会議の為に、資料を作って練習までして、当日うまく伝わらなかったこと…そんな経験ありませんか?
でも、同僚や上司とカジュアルな立ち話や、ミーティングをしていると、どんどんと言いたいことが言えて、思いや考え方が伝わっている(ような気がする)のに、どうして会議やプレゼンでは、うまく伝えることができないんだろう、と悩むことがありました。いつも報告のような会議をするのであれば、一度、カジュアルで話しやすい、アイデアの交換をするようなやりとりを会社として取り組んでみてはいかがでしょうか?内向的な人もきっとアイデアを伝えやすくなると思います。
2. 荒野へ行きましょう。気を散らすものから離れ、自分の思索に耽る時間を もう少し増やしましょう。
職場にはもっとプライバシーが もっと自由が もっと自律性が必要です 学校も同じです 子どもたちに一緒に作業する方法を教えるべきですが 独りで作業する方法も教える必要があります これは外向的な子どもにも重要です 独りで作業する必要があるのは それが深い思考の生まれる場所だからです
職場でも同じように、電話が鳴り続け、人の声が聞こえている環境では、仕事が捗りません。今では、リビングで勉強する学習法が良いとされていますが、一人になる空間とバランスを保つことが重要なのではないでしょうか?
3. 自分のスーツケースの中身をよく見て なぜそれを入れたのか考えてみましょう
それが何であるにせよ 様々な機会にそれを取り出して 自分のエネルギーと喜びを他の人にも分け与えてください 内向的な方 性格柄— きっと自分のスーツケースの中身を 守りたいという衝動を感じると思います それはいいんです でも時々は スーツケースを 開いて見せてほしいのです 世界はあなたと あなたが持っているものを必要としています
内向的な人も、時には自分の考えや思いを伝えることが必要だということです。人前で話すことは苦手も、時には自分の考えが、人にためになったり、必要とされていることであれば、それは内向的な人にとっても嬉しいことではないでしょうか。そこから新たなビジネスも生まれるかもしれません。
皆さんに最良の旅と 自分らしく静かに話す勇気がもたらされますように
今、僕も独立してフリーランスになろうとしています。内向的な人ができるわけがないと思われるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?幸いにも、副業という形ですが、現在のクライアントの方は、自分のアイデアを必要としてくれている(と思っています)。そして、僕自身も、身近にいる「内向的な人が秘めているパワー」を注目していきたいと思います。